2018年10月5日号 Vol.335

日本の美食「True World Foodsエキスポ2018!」
食品関連、日本食ファンで賑わう

エキスポ
さばきたてのブルーフィンツナの試食には長い列が


総合食品商社「トゥルー・ワールド・フーズ」は9月30日(日)、チェルシー地区にあるアルトマン・ビルディングで「トゥルー・ワールド・フード・エキスポ2018!」を開催した。
米国内外から30近い店舗が参加、最高品質のシーフードと、世界中のレストランで供される人気の日本食を紹介する初の美食エキスポ。従来、主にレストランや食品関連業者を対象に行われていたフード・エキスポだが、今回は一般にもチケットを販売。日本食愛好者が多数詰めかけた。
当日は、本マグロ(ブルーフィンツナ)、ハマチ、鯛(タイ)、ウニといったシーフードに加え、和牛も紹介。抹茶を使った各種デザートや、ラーメンなどの話題の日本食に人気が集まった。
「築地エクスプレス」コーナーでは、東京の魚市場・築地から取り寄せた鮮魚の数々が試食に供された。設置された巨大な生け簀のキングクラブやボタンエビなどが、来場者の目をひいていた。
今回の目玉となったマグロの解体実演では、さばきたてのマグロを食そうと長蛇の列が出来るほどの人気。
日本の高級包丁ブランド「青木刃物」(大阪府堺市)も、この日だけの特別プロモーション価格で販売。職人たちが興味深く見入っていた。
午後5時の閉館まで人出が絶えず、あらためて「和食」に対する感心の高さを証明。初の美食エキスポは大盛況のうち、幕を閉じた。


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