2020年10月2日号 Vol.383

NYC野外飲食、無期限に許可
更なる雇用を期待



9月30日(水)から占有率25%以下を筆頭に、様々なガイドラインを設けて店内飲食を再開したNY市。また、当初は10月31日までの予定であった屋外飲食の許可(オープン・レストラン・プログラム)を、無期限で延長すると発表。さらに隣接施設所有者の同意があれば、野外スペースの拡張も許可している。

これから冬場に向かって最大の懸案だった暖房設備について、電気ヒーターは歩道と車道エリアの両方で、プロパンおよび天然ガスヒーター(NY消防局からの認可が必要)は、歩道エリアのみで使用を許可。器具に加え、寒さ対策として、野外スペースの一部をテントなどで囲むことも(50%まで)許可した。

6月のプログラム開始から1万件以上の飲食店が営業を再開し、9万人以上の雇用を確保。今回の措置でNY市は、更なる雇用の創出を期待。また、クオモNY州知事は、11月1日までにCOVID-19の感染率が上がらなかった場合、占有率を50%に引き上げる可能性について検討すると発言している。

詳しいガイドラインは、NY市のウェブサイト(別記)で。

NY市オープン・レストランのガイドライン
openrestaurants.shtml


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