2020年10月2日号 Vol.383

NPO法人テーブル・フォー・ツー
おにぎりの写真を投稿
子どもたちに給食を!



世界の食糧問題解決に取り組む日本発NPO法人テーブル・フォー・ツー(TFT)USAは、国連が定めた10月16日「世界食料デー」を記念し、10月1日(木)から31日(土)まで、「おにぎりアクション2020」を実施する。

開催期間中に、おにぎりにまつわる写真を撮影し、ハッシュタグ「#OnigiriAction」を付けてSNS、または特設サイト(別記)に投稿すると、協賛団体が写真1枚につき給食5食分を寄付するという仕組み。TFTを通じて、アフリカやアメリカ国内の支援を必要とする子どもたちに、温かい給食5食がプレゼントされる。

キャンペーン参加者がお金を寄付する必要はない。写真を撮って投稿するだけ。期間中なら何度でも投稿可。対象となるSNSは、フェイスブック、ツイッター、インスタグラム。投稿写真は、「おにぎりポーズ」「おにぎりのイラスト」「おにぎりを作っている写真」など、おにぎりに関連する写真ならなんでもOK。ただし動画は無効となる。

この「おにぎりキャンペーン」、2015年から毎年秋に開催しており、今年で6回目。昨年は45日間のキャンペーン期間中に、世界中から約30万枚の写真が投稿され、約8000人の子供たちの1年分に当たる160万5978食の給食を届けることができたそうだ。

オンラインプログラム
アメリカで「和食育」

開催期間中、「おにぎりアクション」のオンラインイベントも開催される。例えば、アメリカ各地の学校の生徒を対象に、おにぎり作りを学ぶ「和食育」クラスが開催される予定だ。

「和食育」(www.wa-shokuiku.org)は、TFTがアメリカの小学校〜高校を対象に行う独自の食育プログラム。アメリカの子どもたちが、ヘルシーでおいしい和食の作り方を学ぶとともに、「いただきます」「ごちそうさま」という言葉に代表される食への感謝や、「もったいない」精神、「腹八分め」など、食についての幅広い文化について学ぶ。

おにぎりアクション2020
■ハッシュタグ #OnigiriAction
■特設サイト
(日本語)https://onigiri-action.com
(英語)https://onigiri-action.com/en
■オフィシャルサイト
https://usa.tablefor2.org/onigiri-action



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