2020年10月2日号 Vol.383

JS秋のウェビナー2本
「ヴィーガン寿司ワークショップ」
「江戸絵画トーク」


「美味な創作:ヴィ―ガン寿司」

ジャパン・ソサエティー(JS)が10月、2つのオンラインプログラムを開催する。

7日(水)は、オンライン・ワークショップ「美味な創作:ヴィーガン寿司」。ZOOMを使用して行う。
講師にロンドン在住の五味由記氏(「Sushi at Home」著者)を迎え、風味豊かな季節の野菜を使った寿司の作り方を教わる。

27日(火)は、トークプログラム・ウェビナー「江戸を描く:ファインバーグ・コレクションの近世作品」。こちらはユーチューブ上で開催。講師は、ハーバード美術館の東洋美術キュレーター、レイチェル・サンダース博士。同美術館の「江戸を描く」展の中から、江戸時代の代表的な作品について解説してもらう。

ハーバード美術館は、1920年代から日本美術作品を数多く所蔵していることで知られる。日本美術コレクターのロバート&ベッツィー・ファインバーグ夫妻からコレクションの寄贈を受け、所蔵作品はさらに拡大。今年2〜7月は同美術館で特別展覧会「江戸を描く―ファインバーグ・コレクションの日本美術」が開催された(現在同美術館はパンデミックのため休館中)。

ファインバーグ・コレクションは、特に江戸時代の民間画派における、自由で活気に満ちた肉筆画の作品が中心だ。コレクションの中には、尾形光琳、酒井抱一らの琳派、池大雅、与謝蕪村らの文人画、円山応挙、呉春らの円山四条派、伊藤若冲、曾我蕭白らの奇想画、菱川師宣や葛飾北斎らの浮世絵などがある。


Autumn Maple Trees (detail), Promised gift of Robert S. and Betsy G. Feinberg ©President and Fellows of Harvard College, Accession Number: TL42147.39

美味な創作:ヴィ―ガン寿司
Tasty Creations: Vegan Sushi
■10月7日(水)6:30~7:30pm
■ZOOM使用
■一般$25、JS会員/学生/シニア$22
■要事前登録:https://www.japansociety.org
※ワークショップへのログイン方法は登録後に送付


江戸を描く:ファインバーグ・コレクションの近世作品
Painting Edo: Early Modern Masterworks
from the Feinberg Collection
■10月27日(火)6:30~7:30pm
■YouTube使用
■参加無料
■要事前登録:https://www.japansociety.org



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