2019年9月20日号 Vol.358

JS「天皇シリーズ」第1弾
伶楽舎コンサート
「祝賀の雅楽・舞楽と現代雅楽」


Photo © Taira Datetaira


ジャパン・ソサエティー(JS)が令和時代の始まりを祝し、この秋から展開する「天皇シリーズ」の第1弾。日本を代表する雅楽演奏グループ・伶楽舎による、古典と現代の雅楽コンサート「祝賀の雅楽・舞楽と現代雅楽」が9月21日(土)に行われる。午後2時半と7時半の2回公演。
伶楽舎は、宮内庁楽師の芝祐靖(しばすけやす)を音楽監督に1985年発足。雅楽古典曲のほか、廃絶曲の復曲や、現代作品の演奏にも積極的に取り組む。
コンサート前半は、今年5月1日の新天皇陛下即位にちなみ、用明天皇の王子誕生時に作られたと伝えられる「長慶子(ちょうげいし)」や、天皇陛下の即位で舞われる舞楽「萬歳楽(まんざいらく)」ほか。後半は、武満徹の代表的雅楽曲「秋庭歌(しゅうていが)」と、芝祐靖作「招杜羅紫苑(しょうとらしおん)」という二つの現代雅楽。
午後7時30分公演時のみ、開演1時間前に雅楽レクチャー有り(公演チケット購入者対象)。終演後にはレセプションも予定されている。

■9月21日(土)2:30pm/7:30pm
※7:30pm公演のみ開演1時間前に雅楽についてのレクチャー有。チケット購入者対象
 終演後レセプション有。
■会場:Japan Society:333 E. 47th St.
■TEL: 212-715-1208
■一般$40、JS会員$32
www.japansociety.org



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