2018年9月7日号 Vol.333

村瀬二郎記念奨学事業
「ビヨンドトゥモロー」16人来米
「生きる力もらった」

カラー・ファクトリー
8月16日、訪問したホワイトハウス前で村瀬氏(左)と研修生たち

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英語でプレゼンする研修生たち(ニューヨーク日系人会で)

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記念撮影 (ニューヨーク日系人会で)


「一般財団法人教育支援グローバル基金」の教育支援事業の一環「ビヨンド・トゥモロー」が行う「米国サマープログラム」で、日本から16人の研修生が来米。ワシントンDCとニューヨークを訪問し、アメリカの社会や文化について学んだ。
一行は東京での事前研修後、8月14日(火)にワシントン着。16日(木)には、故・村瀬二郎氏の息子で同団体理事を務める村瀬悟氏とともにホワイトハウスを見学。夜にはワシントンの日本企業代表や、大使館職員、世界銀行に勤務するアメリカ人たちとの夕食・激励会を楽しんだ。
18日(土)はニューヨークへ移動し、市内各所を見学。帰国前日の22日(水)、NY日系人会(JAA)が主催するフェアウェル・パーティーに参加。学生らは、活動内容や将来へのビジョンについて、英語でプレゼンテーションを行った。「生きる力をもらった」、「自分は強い人間だ、ということを見せたい」というメッセージには彼らの強い意志が溢れていた。
同研修は、日米両国の架け橋として活躍した故・村瀬二郎氏の遺志を継ぎ設立された「村瀬二郎記念奨学事業」として、米日財団、村瀬記念基金、NY日系人会、個人からの寄付により開催された。


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