別府の竹細工展
「BAMBOO BEPPU」
別府市の竹工芸師、大谷健一氏と清水貴之氏を招いての作品展示会が、9月15日(土)から25日(火)まで、ブルックリンのJコラボで開催される。9月15日土)・16日(日)午後は、竹かごワークショップも開催する。
竹は今、環境に優しい持続可能な素材として注目されている。別府市は、日本随一の温泉観光都市であると同時に、竹細工が盛んなことで知られる。竹職人を育成する竹工芸訓練支援センターや、竹細工の歴史、素材、技法について学べる竹細工伝統産業会館などの施設も充実している。
今回は、現在の別府の竹細工文化を牽引する二人がニューヨークを訪れ、地元の人々と文化交流を行い、地球や未来に優しい竹製品の可能性を見いだそうという趣向。また、ニューヨーク発の竹細工の商品開発も試行する。
大谷氏は、1965年埼玉県生まれ。伝統工芸士・油布昌伯氏に師事。今年伝統工芸士認定。ミラノ万博大分県デーでは、大四海波の製作を実演した。「暮らしの中の竹工芸展」で入賞6回。
清水氏は、1979年大阪生まれ。森上仁氏に師事。今年3月、伝統工芸士認定。国内外多くの展示会に参加。「暮らしの中の竹工芸展」入賞3回ほか。
■９月15日（土）〜25日（火）
○オープニングレセプション：15日（土）4:00-7:00pm
○竹かごワークショップ：15日（土）・16日（日）2:00-4:00pm
○茶会：16日（日）4:00〜7:00pm
■会場：J-COLLABO.ORG：300 7th St., Brooklyn
■www.j-collabo.org
■www.facebook.com/JCOLLABO
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2018年9月7日号 Vol.333