16のアート・インスタレーション
QRコードで撮影・転送
「カラー・ファクトリー」
All photos courtesy Color Factory New York
ソーホーで没入型インスタレーション「カラー・ファクトリー」が、8月20日(月)から開催されている。展示テーマは「色」。昨年8月、サンフランシスコでデビューした同展は、連日ソールドアウト。今回、場所をニューヨークへ移し、カラフルなアート・インスタレーションの「新パレット」を展開。新たな「インスタ映え」するスポットが誕生した。
2万スクエアフィートの会場は、文字通り色の洪水。アーティストやデザイナー、メーカーなどが協力し、16のインスタレーションが体験できる。
東京をベースに活動するフランス人建築家、エマニュエル・ ムホーの「100カラー」は、日本の伝統的なスライドスクリーン(障子やふすまなど)に触発されたという色の帯が頭上の空間を埋める。
コスメブランドの「メイベリン・ニューヨーク」は、映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のようなダンスフロアーを設置。
50万個のボールで満たされた水色の海=写真=は、この手の展示で「定番」とも言えるダイブできる「プール」だ。
興味深いのは、スマホを持っていなくても撮影が可能だという点。来場者は「QRコード」が記載されたカードを渡され、会場に設置された「ステーション」でそれをスキャン。天井や各ブースに設置されたカメラが「あなた」を撮影し、登録したEメールに画像が送られるという仕組みだ。
入場は時間制で午前10時から午後9時半まで30分毎、前売チケット予約制。時間から30分遅れると入場できないため、15分前の到着を奨励している。チケット購入はウェブサイト(別記)のみで、譲渡や払い戻し不可。詳細はオフィシャルサイトで確認を。
Color Factory New York
■9月30日(日）まで
■会場：Color Factory
251 Spring St.
■$38、2歳以下無料
※要チケット・前売りのみ
※Photo ID持参
■www.colorfactory.co
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2018年9月7日号 Vol.333