NYフィルの生演奏で映画観賞
「未知との遭遇」「サイコ」
「アート・オブ・ザ・スコア」
「未知との遭遇」Close Encounters of the Third Kind © 1977, renewed 2005. Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved. Orchestra by Chris Lee.
「サイコ」Psycho © 1960, Universal Pictures. All Rights Reserved. Orchestra by Chris Lee.
ニューヨーク・フィルハーモニー・オーケストラ(以下NYフィル)の演奏と映画を融合させた「アート・オブ・ザ・スコア」が、9月11日(水)から14日(土)まで4公演行われる。映画を背景に、NYフィルがその音楽を演奏。立体的な臨場感を得られる究極の「サラウンドサウンド」だ。
11日・12日の演目は、スティーヴン・スピルバーグ監督の「未知との遭遇」。世界各地で起きるUFO遭遇事件。人々は、UFOとのコンタクト場所、ワイオミング州ムーアクロフトにある、謎の山を目指す。
映画の中で、人間と異星人が交信する印象的な「5つの音」は、スピルバーグ監督の要望により、作曲家ジョン・ウィリアムズが生み出したもの。クライマックスで人類は、「光と音を使ったコミュニケーション」で未知なる存在とコンタクトする。
13日・14日の演目は、アルフレッド・ヒッチコック監督の「サイコ」。会社から4万ドルを横領した女性が、立ち寄ったモーテルで刺殺される。
恐怖感を煽る音楽を手掛けたのは、作曲家バーナード・ハーマン。モーテルでシャワーを浴びる女性を刺す際に流れる緊張感に溢れたBGMが有名。
指揮はリチャード・カフマン。名作映画を、NYフィルの生演奏で観賞する贅沢なイベント。
The Art of the Score
★未知との遭遇
■9月11日(水)・12日(木)7:30pm
★サイコ
■9月13日(金)・14日(土)8:00pm
■会場：David Geffen Hall
10 Lincoln Center Plaza
■$45〜
■nyphil.org
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2019年9月6日号 Vol.357