2020年9月4日号 Vol.381

日本の神社がモチーフ
没入型インスタレーション
藤元翔平「インタンジブル・フォーム」


Intangible Forms by Shohei Fujimoto. Photo courtesy: ARTECHOUSE - NEW YORK

チェルシーマーケット内にあるデジタル・アート・スペース「アーテックハウス(ARTEC HOUSE)」が9月3日(木)からリオープン。新型コロナウイルスのパンデミックで中止されていた没入型インスタレーション「インタンジブル・フォーム(Intangible Forms )」が再開される。

手掛けたのは、東京を拠点に活動するマルチメディア・アーチスト、藤元翔平(フジモト・ショウヘイ)。日本の山中にある静寂な神社にインスピレーションを受けた作品で、無数の赤いレーザーラインが瞑想的なサウンドと共に変化。触れることができないモノを実体的に認識させることで、人間性のより深い感覚を引き起こそうと試みる。「室内」という限られた空間に、新たな「時空」を感じさせるドラマチックなインスタレーションだ。

セッションは30分、要予約・時間制。入場前にはマスク着用が義務付けられている。インターネットからの予約で5ドル割引。なお、併設のARバーは引き続き閉鎖されている。問合せは別記Eメールまで。

Intangible Forms
by Shohei Fujimoto
■9月3日(木)〜10月4日(日)
 月〜木12:00pm-8:00pm
 金〜日10:00am-10:00pm
 ※入場は30分毎、時間制・要予約
■会場: ARTECHOUSE - NEW YORK
 439 W. 15th St.
■大人$25、子ども (2-14歳) $17​
 学生/シニア(65歳以上)$20
 ※オンライン予約で$5割引
www.artechouse.com/nyc
■問合せ:tickets@artechouse.com



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