2022年9月2日号 Vol.429
書家・北古味可葉 個展
「いまの今を生きる」テーマに
日本ギャラリーで
「讃歌−生きる−」206 x 1000 cm、土佐和紙、墨、キャンバス
高知県在住の書道家・北古味可葉(きたこみ・かよう)の個展「IKIRU 昨日でもない、明日でもなく、いまの今を生きる」が、9月15日(木)から21日(水)まで、日本クラブ内日本ギャラリーで開催される。
北古味は、「生きている、生かされている!」というコンセプトを基盤に、日本国内外で書の可能性を追及している。
今回の個展では、「コロナ禍であり、遠く他国の戦争をリアルタイムで目にする今の時代、この一瞬を大切に生きていく」という思いで書いた、大作「讃歌―生きる」ほか、書の概念を超越したユニークな作品も展示される。
展覧会に先駆け、北古味はこう述べている。
「日常の暮らしの中から感じるものを拾い集め、それらが生きることの喜びにあふれた人生讃歌であることを願いながら、日本の伝統をまとう墨の世界を創作しています。人種の坩堝の街、ニューヨークのエネルギーに魅了され幾度も訪れた大好きな街ニューヨークで、作品と共に多くの人に会えることが嬉しい」
■9月15日(木)〜21日(水)
■会場:日本ギャラリー (日本クラブ7階)
145 W. 57th St. 7th Fl.
■TEL: 212-581-2223
gallery@nipponclub.org
■入場無料
■
www.nipponclub.org
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