2018年8月24日号 Vol.332

宮城県から高校生2人招待
東日本夢の架け橋プロジェクト

東日本夢の架け橋プロジェクト
学生(前列中央2人)を中心にサポーターと記念撮影

東日本夢の架け橋プロジェクト


東日本大震災で被災した高校生たちを対象に、マイナスの体験をプラスに転じる機会を提供し、東日本地域の国際化の一助となることを目的とする「NPO法人・東日本夢の架け橋プロジェクト」(大島健志郎代表)は、今年も2人の高校生と教師を招待。NY市内各所で社会見学を行った。
2012年に発足した同プロジェクトは、今年が7年目。岩手県、宮城県、福島県内の、特に被害の大きかった水産高校の生徒が対象。本年は宮城県気仙沼向洋高等学校の金田沙織教諭と、同校の鈴木このみさん、小山明香(おやま・さやか)さんが来米。3週間に渡る行程で、NY近郊の会社見学、英語研修などを実施した。
8月17日(金)には日系人会館で、総領事館から堀木智史領事、ホストファミリー、プロジェクト・サポーター、親交のあるメンバーらが集まり、ブルックリン・ボール・ファクトリーから提供された弁当を食べながら懇親会を楽しんだ。
なお学生らは英語でプレゼンテーションを実施。自己紹介のほか今後の目標等を述べた。金田教諭は、「日本を外から見ることで、グローバルな視点から物事を見る目を養って欲しい。今回の研修をそのきっかけにして欲しい」と学生らにエールを送った。


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