2019年8月23日号 Vol.356

トップレスで訴える男女平等
「ゴー・トップレス・デー」


Photo © GoTopless


「男性と同じように女性も公共の場でトップレスになる権利」を主張し、2007年に設立された非営利団体「ゴー・トップレス」。男女平等を訴え、トップレスになった人々がデモを行う「ゴー・トップレス・デー」が、「女性平等の日(Women's Equality Day)=8月26日」の前日の25日(日)、世界各地で開催される。
ニューヨークではミッドタウンで正午から午後2時まで、パレードが予定、コロンバスサークルを出発し、ブライアントパークまで行進する。
「ゴー・トップレス」によれば、現在、アメリカではニューヨークを含む多くの州で女性がトップレスになることは違法ではないが、ユタ、テネシー、インディアナでは違法、ワシントン、ネバダ、アリゾナ、オクラホマ、ミネソタ、ミシガン、バージニア、ミシシッピ、サウス・カロライナ、フロリダ、ワシントンDC、メリーランド、デラウエア、ニュージャージー、マサチューセッツなどの法律では「曖昧」だとされている。
「ゴー・トップレス」の賛同者がいる一方で、「モラル」の観点から反対意見も多い。ニューヨーク市で女性のトップレスは100%合法だが、参加者の安全を守るため、パレード当日は警察が警護する。
いずれにしても、「主義・主張を表現する自由」が保障された、アメリカらしいイベントだ。

GoTopless Day
■8月25日(日)12pm-2pm(予定)
■パレード
○スタート:コロンバスサークル
 W. 58th St., bet. 8th & 9th Ave.
○終了:Bryant Park
gotopless.org/gotopless-day


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