2019年8月23日号 Vol.356

第139回 全米オープンテニス選手権
連覇狙う大坂、錦織上位進出なるか


連覇に挑む大坂なおみ選手


メジャー初制覇に期待が膨らむ錦織選手


テニスグランドスラム(4大タイトル)の最終戦、139回目を迎えた「2019 US Open Tennis Championship:全米オープンテニス選手権」が8月26日(月)に開幕。8月23日(金)には、東38丁目のホテル「ザ・キタノ・ニューヨーク」で記者会見が開催され、連覇に挑む大坂なおみ、上位進出を目指す錦織圭の両選手が会見に臨んだ。

昨年決勝でセリーナ・ウイリアムスを破り、日本人としてメジャータイトル初制覇した大坂。その後、全豪オープンでも優勝し一気に世界ランキングNo.1に上り詰めた。今大会は第1シードとして出場し、連覇に挑む。直前のトーナメントで痛めた足が心配されたが、問題なく練習もこなしてきた。「とにかく目の前の一戦一戦に集中していきたい」と抱負を語った。

怪我による長期離脱から復帰し徐々にランクを上げ、トップ10に復帰した錦織は第7シード。昨年の同大会はベスト4、その後のグランドスラムでは全てベスト8まで進出し、全盛期を彷彿とさせる活躍を見せている。「好きな大会ですし、また戻って来れて嬉しい」と話す。2014年には準優勝を飾っており、再び上位進出し初制覇に向け、期待が膨らむ。


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