2019年8月23日号 Vol.356

宗教、人種の垣根を越え
平和の尊さ訴える
「インターフェイス平和の集い:広島・長崎原爆式典」


すべての垣根を越え平和を訴える中垣法師(中央)と、さまざまな宗教の伝道師


「インターフェイス平和の集い:広島・長崎原爆式典」が、8月5日(月)午後5時半から8時まで、東47丁目のジャパン・ソサエティで開催された。同式典は、様々な宗教の壁を超え、アメリカ人と日本人が共に集まり、広島・長崎の悲劇を繰り返さないように平和を共に祈念するもの。ひろしま平和大使、長崎平和特派員、ニューヨーク平和ファウンデーションの創立者・中垣顕實法師が中心となり、1994年から開催、今回で26回目を迎えた。
式典では、被爆者のウエスト森本富子氏の証言、基調講演はグローバル・セキュリティ・インスティチュートの会長であるジャナサン・グラノフ氏が行った。
今年もジャズ・ピアニストの秋吉敏子、サックス奏者のルー・タバキンらが参加。他にも日本から多くのダンサー、ミュージシャンが来米。平和へのメッセージを込めパフォーマンスを披露した。
式典では、広島に原爆が投下された日本時間午前8時15分に合わせた7時15分に、平和の鐘を鳴らし、式典を終えた。


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