2020年8月21日号 Vol.380

アメリカ自然史博物館、9月9日から再開
3月からの新展示「色の本質」
期間延長「T・レックス:究極のプレデター」


最新の研究から復元されたT.レックス T. rex model, Photo © AMNH/D. Finnin

アメリカ自然史博物館(AMNH)は9月2日(水)から、メンバーと招待客を対象に再開する。一般への開放は9月9日(水)から。目玉は2つの特別展「色の本質(The Nature of Color)」と「T.レックス:究極のプレデター(T. rex: The Ultimate Predator)」。

3月9日にオープンした新展示「色の本質」は、ロックダウンの影響で数日公開されたのみ。自然界にあふれる膨大な「色」を知ることで、世界を理解しようと企画された。没入型のインタラクティブな展示が、来場者を色の世界へと誘う。

「T・レックス:究極のプレデター」は昨年3月、AMNH創立150周年を記念してスタート。化石や骨格の複製、最新情報と最先端技術に基づいた復元、T・レックスが来場者の動きに反応するウォール・プロジェクション、バーチャルリアリティー(VR)など、その生物と行動について科学的に、楽しみながら考察する。

開館は水曜から日曜の午前10時から午後5時半まで。プラネタリウムなど、一部施設は引き続き閉鎖。入場は完全チケット予約制で、NY州、NJ州、コネチカット州在住者を対象に、任意料金で入場できる「pay-what-you-wish system」を行っている(要ID)。2歳以上はマスク着用。

★The Nature of Color
●2021年8月8日まで

★T. rex: The Ultimate Predator
●2021年・春まで

●American Museum of Natural History
 200 Central Park West
●General Admission + One:
 大人$28、2-12歳$16.50、学生/シニア$22.50
※NY州、NJ州、CT州在住者はチケット料金任意(要ID)
amnh.org



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