コンスタンティン・ブランクーシ　スカルプチャー
Constantin Brancusi Sculpture

Constantin Brancusi. Young Bird.1928. © 2018 Artists Rights Society (ARS), New York / ADAGP, Paris

Constantin Brancusi. Mlle Pogany. version I, 1913 (after a marble of 1912). © 2018 Artists Rights Society (ARS), New York / ADAGP, Paris. Photo: Imaging and Visual Resources Department, MoMA

20世紀の抽象芸術に多大な功績を残したルーマニア生まれの彫刻家、コンスタンティン・ブランクーシ。本展は、ブロンズ、石、木など、ブランクーシが用いた主な素材による作品11点と、ドローイング、写真、フィルム等で構成される。その生涯に数百もの作品を残したブランクーシだが、人や、動物など限られた題材の中で、徐々にその抽象性を増していった。また、彫刻の台座まで作品の一部として自ら制作していたことはよく知られているが、それは作品に革新性と多様性をもたらす一つの要因となっていた。友人のマン・レイからフィルムの撮影を学び、自らの制作風景を記録。その中では、スタジオ内の椅子や、ベンチ、暖炉なども自ら制作し、機能的に用いていたことを窺い知ることができる。(林 玄一)

2019年2月18日まで
The Museum of Modern Art (MoMA)
11 W. 53 St.
土–木10:30am-5:30pm、金10:30am-8:00pm
大人$25、シニア$18、 学生$14、16歳以下無料
(入場料無料:金4:00pm-8:00pm)
www.moma.org

Tweet