2022年8月5日号 Vol.427

劇場版アニメ「犬王」8月11日から全米公開
ジャパン・ソサエティーで5日、先行上映

劇場版アニメ「犬王」が8月11日(木)から全米の劇場で上映される。それに先駆け8月5日(金)、ジャパン・ソサエティー(JS)が先行上映する。

この作品は、室町時代に人々を熱狂させた能楽師「犬王」を、ポップスターとして華やかにかつ逞しく描いた作品だ。原作は古川日出男作「平家物語 犬王の巻」。監督は「夜は短し歩けよ乙女」「映像研には手を出すな!」の湯浅政明。脚本は、「アンナチュラル」「罪の声」の野木亜紀子。初の長編アニメーションの書き下ろしに挑戦した。キャラクター原案は漫画家・松本大洋が手がけており、湯浅監督とは「ピンポン THE ANIMATION」以来5年ぶり、2度目のタッグとなる。



あらすじ
室町時代の京の都で、猿楽の一座に生まれた異形の子・犬王。周囲に疎(うと)まれ、その顔は瓢箪の面で隠された。ある日、犬王は、平家の呪いで盲目になった琵琶法師の少年・友魚と出会う。壮絶な運命すら楽しみ、力強い舞で自らの人生を切り拓く犬王。呪いの真相を求め、琵琶を掻き鳴らし異界と共振する友魚。乱世を生き抜くための盟友となった二人は、お互いの才能を開花させ、唯一無二のエンターテイナーとして人々を熱狂させていく。頂点を極めた二人を待ち受けるものとは――?歴史に消えた能楽師「犬王」の物語を基に、変幻自在のイマジネーションで描かれるミュージカル・アニメーションだ。音楽には「あまちゃん」「いだてん〜東京オリムピック噺〜」の大友良英が参加し、古今東西のさまざまな音色とともに物語の幅を広げる。

★全米公開:8月11日(木)から
●上映劇場検索サイト:www.inu-oh.com

★ジャパン・ソサエティー特別先行上映
●8月5日(金)7:00pm
●会場:Japan Society:333 East 47th St.
●一般$25、JS会員$20
www.japansociety.org


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