2023年8月4日号 Vol.451

第30回NYインターフェイス平和の集い
原爆犠牲者追悼と平和祈念式典
8月5日・8日・9日

広島・長崎の原爆式典である第30回「NYインターフェイス平和の集い」の一連行事が、8月5日(土)、8・9日(火水)の3回に分け、市内3つの会場で開催される。式典出席希望者は、予約が必要。詳細は別記。

この集いは、NY平和ファウンデーションの代表・中垣顕実法師が1994年から開催している。今年は開催30回目を記念し、追悼式典だけでなく、原爆投下後の広島を舞台にした二人芝居「父と暮らせば」が、3つの会場で上演される。この作品は、小説家・劇作家・放送作家の井上ひさしの代表作。

8月5日と9日は英語公演(出演:平野良子、デービッド・ローサウザー)、8日は日本語公演(出演:愛世梨乃、スエナガ・ジュン)となる。そのほか、平和アート展も開催される。



8月5日(土)「ヒロシマの日」
会場はイーストビレッジのセントマルクス教会。午後5時から:インターフェイス祈念、コンサート、映像、講演、平和の鐘。午後7時30分から芝居上演(英語)。

8月8日(火)「ナガサキの日」
会場はジャパン・ソサエティー(JS)。午後2時から原爆パネル展、平和アート展、特別映画、ワークショップ等。午後6時から被爆者体験と芝居上演(日本語)。午後8時30分からインターフェイス祈念、コンサート、平和の鐘。

8月9日(水)「世界に向けてピースデー」
会場は国連教会センター。午後2時からインターフェイス祈念、コンサート、平和の鐘、基調講演。午後3時30分から芝居上演(英語)。

主催者の中垣顕実法師は、次のように話している。
「今年は5月に広島でG7サミットが開かれました。ウクライナでのロシアによる核兵器使用の脅威が高まる中、今年の原爆記念日は重要なものだと考えます。コロナ禍で孤立していた平和を願う人々を集め、平和の輪を再編成し、その輪を広げ新たな調和のビジョンを開いていくことが今年の式典の目標です」



「ヒロシマの日」
■8月5日(土)式典/平和の鐘5pm、芝居(英語)7:30pm
■会場:セント・マルクス教会
131 E. 10th St.(bet. 2nd & 3rd Aves.)

「ナガサキの日」
■8月8日(火)原爆パネル展/映画上映ほか2pm
芝居ほか6pm、式典/コンサート/平和の鐘8:30pm
■会場:Japan Society (JS)
333 E. 47th St.(bet. 1st & 2nd Aves.)

「世界に向けてピースデー」
■8月9日(水)式典/平和の鐘2pm、芝居(英語)3:30pm
■会場:Church Center for the United Nations
777 UN Plaza(1st Ave. bet. 43rd & 44th Sts.)

■参加費用:3日間とも無料・任意寄付
■要事前予約:件名を「For Peace」とし
メールで HeiwaFoundationNY@gmail.com

★ライブ配信(8日の長崎平和式典の一部):
Facebook: https://www.facebook.com/HeiwaPRF
■詳細・問合せ・予約:HeiwafoundationNY@gmail.com
text:646-797-7982 https://heiwafoundation.org


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