①壁にディスプレイされたインスタント・ラーメン(All photos by KC of Yomitime)
今や日本食の代名詞とも言える「寿司」と「ラーメン」。ニューヨークでも人気の「二大巨頭」に、ハイテクを取り入れた新感覚のレストランが誕生した。リーズナブルな価格に加え、大人の「遊び心」をくすぐる2軒を体験。店内に入ると、まずは、ラーメンとトッピングの「コンボ」を提案した壁画が目に飛び込んでくる。別の壁面には、袋ラーメンとカップラーメンがアートのようにディスプレイされ=写真①=、それぞれの生産国と値段が表記。これをベースにトッピングを選ぶ、という仕組みだ。
ここでもオーダーはタッチパネル=写真②=。「スタート」をタップして、ラーメンを選択。トッピングは3つまで、ネギやナルト、コーンなど無料のモノもある。店が提案する「コンボ」なら迷うことなく簡単。
オーダー時に名前を登録(ニックネーム可)し、カード支払い完了後、待つこと5分ほど。ここで初めて従業員が登場して名前が呼ばれ、オーダーしたラーメンとトッピングを乗せたトレイを渡される。
「この店は初めて?」と聞かれ、「そうだ」と答えると、DIYのレクチャー開始。設置された「調理器具」に、ラーメンが入ったボウルを乗せて、指示量の水を注ぎ調理開始=写真③=。次第に沸騰するスープの中でラーメンをほぐし、3分タイマーが終了すると完成だ。