2019年7月26日号 Vol.354

全米縄跳び優勝決定戦
育英学園が優勝
大会新記録も



ニューヨーク育英学園(ニュージャージー州イングルウッドクリフス、岡本徹学園長)のダブルダッチチームが、6月25日から29日、フロリダ州オーランドで行われた「全米縄跳びチャンピオンシップ」に参加。いつものダブルダッチ部門と、今年初参加した単縄部門ともに優勝を果たした。
この大会は、全米各州の予選を勝ち抜いた個人、団体だけが参加できる。今年は団体50組以上、人数にして合計500人以上が集まり、全米一を競った。
育英学園は、ダブルダッチ部門の「スピードリレー(回し手と跳び手が3人で交代しながら2分間で跳ぶ回数を競う)」、「ペアスピード(2人で交代しながら跳ぶ)」、「フリースタイル(決められた演技項目を含め1分間にどれだけ技を入れるかを競う)」に参加した。
単縄部門では、30秒駆け足跳び、1分間駆け足跳び、30秒二重跳び、3分間駆け足跳び、そして4人で30秒の駆け足跳びをリレーしていくスピードリレーに参加。
初日。個人種目の単縄で、男子30秒二重跳び10歳部門で田窪暖君が、男子30秒駆け足跳び10歳部門で藤井雄大君が、12歳以下1分間駆け足跳びで廣井翔君がそれぞれ優勝を果たした。仲間の活躍で励まされたチームメイトは、次々に好記録を出し、他にも多くの部門で入賞を果たした。
続いてダブルダッチが行われる3日目。スピードリレーとペアスピード競技に、育英学園からは10歳以下、12歳以下、14歳以下の3チームが出場した。
昨年わずか2回の差で優勝を逃し、「今年こそは」と望んだ14歳以下チームの篠田海音君(中2)が、見事優勝、表彰台の頂点で笑顔を見せた。10歳以下の部門では229回を跳び、大会新記録も樹立した。


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