2020年7月24日号 Vol.378

屋外アクティビティー、再開
動物園、植物園、ガナバーズアイランドなど
屋外でもマスク着用を

動物園・植物園
屋外展示がメインの動物園や植物園でもマスク着用が求められる。

★ニューヨーク・ボタニカル・ガーデン

ブロンクスの植物園「ニューヨーク・ボタニカル・ガーデン」は、7月21日から26日まで、メンバーとブロンクス住民、ブロンクス・ヘルスケア・ヒーローを対象に再開。一般への開放は7月28日から。入場は時間制で事前にチケットを予約する必要がある。園内各所にハンドサニタイザーが設置され、屋外でもマスク着用(2歳以上)を義務付け。園内は「一方向」に散策するようナビゲートされ、他者と6フィート離れて移動するよう指導。ガイドラインに従わない場合は、退園を求められる。
New York Botanical Garden
www.nybg.org/visit


ニューヨーク・ボタニカル・ガーデン Photo © The New York Botanical Garden

★セントラルパーク動物園
★ブロンクス動物園
★クイーンズ動物園
★プロスペクトパーク動物園


上記の動物園は7月20日、メンバーを対象に再開する。一般への開放は7月24日から。入場は時間制となり、オンラインでチケットを予約する必要がある。予約無しの入場は受け付けておらず、オンライン予約ができない場合は、メール(別記)で連絡すること。入場者数を制限するため、メンバーもチケット予約(無料)が必要で、マスク着用(3歳以上)が義務付けられている。チケット購入時、希望者は「ワイルド・スマイル・マスク」(5ドル)が購入できる。
★メール: onlinetickets@wcs.org
centralparkzoo.com
bronxzoo.com
queenszoo.com
prospectparkzoo.com


ブロンクス動物園のトラ  Photo by Marley White / NYC & CompanyHickman

ガバナーズ・アイランド
マンハッタンを眺めながら楽しむ屋外アクティビティ


マンハッタンの南に浮かぶ小さな島「ガバナーズ・アイランド」が、7月15日にオープンした。かつてはニューヨークを守護する軍事施設として使用されていた島だが、2005年から夏期限定で一般に開放。COVID-19感染予防のため現在、島内では散歩、ジョギング、サイクリング(持ち込み可、レンタルも有)、バードウォッチング、ピクニックなどのレクリエーションは許可されているが、ウィリアムズ城やジェイ砦、ミニ・ゴルフ、ジップライン、パズル迷路、アドベンチャーGIアミューズメント、ツアーガイド、ウェルカムセンターなどは閉鎖。ダウンタウンボートハウスでの無料カヤックも休業中で、全てのスポーツチームの練習と陸上競技ゲームは7月31日までキャンセル。屋外イベントも9月末までキャンセルされている。

島内では、いくつかのフード・ベンダーが営業中。グルテンフリーやベジタリアンメニューがある「タコビスタ」(毎日)や、ジャマイカの定番料理が味わえる「ファウジア」(金〜日)、ニューヨーク生まれのコーヒー専門店「ジョー・コーヒー」(毎日)、タコと韓国料理を合体させた「キムチ・タコ」(金〜日)、ハンドメイド・アイスクリーム・サンドイッチを提供する「メルトベーカリー」(金〜日)など、国際色も豊か。ただし、アルコールの持ち込みは禁止。

島へのアクセスは、マンハッタンとブルックリンからフェリーが出港。こちらもCOVID-19感染予防のため、一度の乗船人数が制限され、チケットはオンラインでの完全予約制。乗船時間は約5~10分程度なので、船酔いの心配はないだろう。マスク着用。詳細はウェブサイトで確認を。

Governors Island
■平日:10:00am〜6:00pm
■週末:10:00am〜7:00pm
govisland.com


Photo © Julienne Schaer / NYC & Company


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