2020年7月24日号 Vol.378

オルガニスト・敦賀明子
音楽雑誌でアワード獲得



NYをベースに活動するジャズ・オルガニストの敦賀明子=写真=が、著名音楽雑誌「ダウン・ビート /Down Beat」誌で、「ライジング・スター・オルガン」アワードを獲得した。

敦賀は3歳からオルガンを始め、クリスチャンだった母親の影響で教会音楽に親しむ。音大ピアノ科卒業後は関西を拠点に活動を開始。その後ハモンド・オルガンを独学で始めた努力家。2007年の全米デビュー以来、ライブ演奏、CDリリースなど精力的に活動。サックスの大御所ルー・ドナルドソンのカルテットにも参加している。

 「ダウン・ビート」誌は、1934年にシカゴで創刊されたジャズ、ブルースを専門に扱う音楽雑誌。毎年、いくつかのジャンルにおける一般読者と批評家の投票結果を公表。今年で68回目を迎える。
今回の敦賀の受賞は、新進気鋭のオルガニストを対象に行われた投票で、これまで黒人男性が強い部門だったが日本人女性として快挙を達成した。

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