2018年7月13日号 Vol.329

連続ドラマ「報道バズ」
クラウドファンド製作費募る


ニューヨーク在住の日本人3人によるクリエーターチーム「Derrrrruq!!!(デルック)」が、現在日本市場向け連続ドラマ「報道バズ」を製作している。制作費を募るクラウドファンディングを、7月10日(火)から9月4日(火)まで展開中だ。キックスターターで、目標額は3万ドル。
デルック構成メンバーは、川出真理、近藤司、本田真穂の3人。この作品では川出が監督、近藤が脚本を担当し、本田が主役を演じている。3人全員がプロデューサーも務める。同じメンバーで2013年には、ウエブドラマ「二アベ(2ndアベニュー)」を製作し、ユーチューブで公開した。
新作「報道バズ」は、日米合作の社会派ドラマ。テレビ局を舞台に、職場でのセクハラや局内での扱われ方に悩むバラエティー番組出身の元女子アナが、心機一転ニューヨークのニュースアプリ会社に再就職するところから始まる。1回20分の6話完結。
全編をニューヨークロケ。主役の新人ジャーナリスト和田明日佳(27歳)を演じるのは本田真穂。出演は他に、報バズ編集⻑役を松崎悠希が、報道バズ社員役を辛源、コリンズ・ユリエ、倉持哲郎が演じる。
キャストは実力派揃い。本田とコリンズは、HBOやネットフリックスのドラマで活躍し、松崎は「ラスト・サムライ」「硫⻩島からの手紙」他のハリウッド映画に出演した経験を持つ。辛源はミュージカル「レント」の日本版オフィシャルキャストだ。倉持は俳優として多くの映画作品に出演している。
「報道バズ」は、バラエティー豊かなキャラクターらの目線で、日本における女性の扱われ方と、メディアの在り方について、ユーモアたっぷりに問題提起する。「私たちデルックは、海外にいる日本人という視点で作品を作り、愛する日本にメッセージを贈るクリエーターチームです。監督、脚本家、俳優というチーム編成で、テンポやカメラワーク、音楽の使い方などが従来の日本のドラマとは異なるドラマを制作しています。メインストリームのメディアでは取り上げられにくいけれど、大切だと信じるトピックを物語にしています」と本田は話す。
クラウドファンディング・キャンペーンの詳細、問い合わせは、デルックのホームページから。ナーやダンサーとしての世界観が表現されている。

詳細、問い合わせは、デルックのホームページから
www.derrrrruq.com

クラウドファンディング・キャンペーン:
http://kck.st/2u8rx8o



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