2018年7月13日号 Vol.329

NY育英学園チーム2冠!
全米ジャンプロープ大会と
ダブルダッチ世界大会で

ダブルダッチ大会で<
ダブルダッチ大会で

ジャンプロープ大会で
ジャンプロープ大会で


ニューヨーク育英学園ダブルダッチチームが、6月サウスカロライナ州で行われた「アメリカンダブルダッチ世界大会」と、ウィスコンシン州で行われた「ジャンプロープ全米チャンピオンシップ」に参加し、いずれも優勝を果たした。

サウスカロライナ州でのダブルダッチ世界大会は、6月13日から16日に開催された。開催45回目の、世界で最も歴史ある大会だ。5回連続出場となる同学園からは、3チーム12人が参加した。
最初の2日が予選で、規定演技、スピード競技、フリースタイル競技の3つを競う。それとは別に2人が同時に跳び、その回数を競う「ツインスピード」があり、同学園4年生チーム「サムライ」、6年生チーム「ニンジャ」が優勝、5年生チーム「ヒビキ」が3位に入賞した。選手たちはほとんどミスのない完璧な演技で、全3チームが予選を突破。最終日に行われた本戦で、6年生チーム「ニンジャ」がシングルス、ダブルス共に全競技で圧勝。優勝を果たした。現地テレビ局に取材をされるほどの活躍を見せた「ニンジャ」チームの菅沼木乃香さんは、「難しいアクロバットを成功させ、ミスなく300回以上跳べたことが勝利につながった」と話した。
同学園は全部門で3位に入賞し、生徒たちは両手に持ちきれないほどのトロフィーを抱えて大喜びだった。

ウィスコンシン州での「ジャンプロープ 全米チャンピオンシップは、6月19日から23日の開催だった。50以上の団体、600人以上の参加者が技を競った。
全米各地での予選を勝ち抜き、2回目の全米大会参加となる育英学園。初日の個人単縄では、男子30秒二重跳び10歳部門で廣井翔くんが3位、女子30秒二重跳び12歳部門で菅沼木乃香さんが5位に入賞。他にも多くの部門で入賞を果たした。
3日目がダブルダッチ。スピードリレーでは1回ミスをしたが、254回の好記録。ペアスピードでは5年生トゥミー愛麻さんも活躍し275回を跳んだ。結果、いずれも準優勝。どちらもあと2回多く跳べば優勝だっただけに、「次こそは優勝する!」と、6年生の篠田海音君は来年に向かって闘志を燃やした。
その後行われたフリースタイル部門では、完璧な演技で見事優勝し、翌日行われたグランド・ナショナル・チャンピオンシップへの出場を決めた。テレビでライブ中継されるとあって、生徒たちの憧れの舞台。初の日本人出場者として、笑顔で、堂々と演技を披露した。


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