2020年7月10日号 Vol.377

「ダンス・オン・カメラ・フェスティバル2020」
オンデマンドで配信


Maguy Marin: Time to Act


リンカーンセンターの映画部が主催する「ダンス・オン・カメラ・フェスティバル」は、全作品(有料作品9本、無料プログラム2本)をオンデマンドで配信する。世界中からダンスをテーマに制作された映画作品を上映するもので、今年で48回目を迎える。視聴はリンカーンセンターのウェブサイト、各作品ページから。チケットを購入し、「レンタル」を開始してから72時間の制限付きだ。

オープニング・ナイト作品は、フランスのバレエ、コンテンポラリーダンスの振付家、マギー・マランのドキュメンタリー「Maguy Marin: Time to Act」=写真=。前衛的なライブパフォーマンス映像に加えて、貴重なインタビューも収録。上映後は、録画によるデイビッド・マンブッシュ監督とマギー・マランのトークも披露される。

ワールドプレミアは「Land of the Sweets: The Burlesque Nutcracker」。ディアドラ・アレン・ティモンズ監督作品で、シアトルで14年間に渡り上演されている「くるみ割り人形」の「バーレスク版」をフィーチャー。妖艶で美しいベルベット・カーテンが、どんな「魔法」によって作り上げられたのかを紐解く。

●7月17日(金)〜20日(月)
●一般$9、メンバー$8、学生/シニア$5、フェスティバル・パス$48
フェスティバル・パス(メンバー/学生/シニア)$35
www.filmlinc.org/festivals


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