2021年7月9日号 Vol.401

福祉向上、日米友好親善に寄与
スーザン・大沼氏、旭日小綬章・叙勲

山野内総領事・大使(左)から賞状を授与された大沼氏

在NY日本国総領事館は6月23日(水)、大使公邸で令和2年(2020年)秋の叙勲において旭日小綬章を受章したスーザン・ジュン・オオヌマ(スーザン・順・大沼)氏への叙勲伝達式を開催。友人・知人、関係者らが多数出席した。



大沼氏は、弁護士として数多くの日系企業の米国での会社設立や事業拡大を支援することにより、経済分野における日米の関係強化に寄与してきた。ニューヨーク日系人会(JAA)に入会後、昭和61年に同会の理事となり、平成17年には女性初の会長に就任。これまで同会の中核を担い、NY州に在住する日本人・日系人の社会福祉、教育・文化の向上、日米親善に資する同会の活動に積極的に取り組んできた。

(左から)山野内総領事・大使、ポーツ氏、大沼氏の母たか子さん、マツモト判事、大沼氏、森脇氏

最近では、外務省主催による平成24年の在米日系人リーダー招聘プログラムで、日系人指導者の一人として選出。また、ニューヨーク日本歴史評議会のメンバーとしてウェブサイト「ニューヨーク日本歴史デジタル・ミュージアム」を開設、日本関連の歴史を収集し保存、公開・発信するとともに、次世代への継承に尽力している。

式典では、ニューヨーク州東部地区連邦地方裁判所のキヨ・マツモト判事、現日系人会名誉会長のゲーリー・森脇氏らが祝辞をのべ、同会副会長のスキ・寺田・ポーツ氏の音頭で乾杯。受章を祝った。


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