2021年7月9日号 Vol.401

マンハッタンからフェリーで8分
豪華テントで魅力的なキャンプ体験!
「コレクティブ・ガバナーズ・アイランド」

①サミット・テント(SUMMIT TENT)Photo courtesy of Collective Retreats

マンハッタンの南に位置するガバナーズ・アイランドは、フェリーでローワー・マンハッタンから8分、ブルックリン(ピア6)から5分の距離。5月から9月にかけて一般に開放され、今ではニューヨーカーに人気の季節限定スポットだ。

中でも、東に自由の女神、北にマンハッタンのビル群を臨む島の東側にある「コレクティブ・ガバナーズ・アイランド」では豪華な「グランピング」が体験できる。

「グランピング」とは、華やかさを意味する「glamorous(グラマラス)」と「camping(キャンピング)」を組み合わせた造語、直訳すれば「魅力的なキャンプ」といったところ。また、日常生活から離れる時間を持つことで心身をリフレッシュさせる「リトリート(retreat)」もキーワード。これらを合わせ持った宿泊施設「コレクティブ・ガバナーズ・アイランド」は、これまでの「テント」のイメージを一新、清潔で快適なグランピングを提供している。



「コレクティブ・ガバナーズ・アイランド」では、3種類の「コレクティブ・リトリート」を用意。「サミット・テント」=写真①=は、プライベートのウォーターフロント・デッキ付き。水洗トイレ、温水を備えた専用バスルームが完備されている。「アウトルック・シェルター」=写真②=は、2つのプライベートテラス、自由の女神の雄大な景色を臨む専用テラスに面したバスタブ、窓付きの専用バスルームがあり、革新的なホテルといった趣きだ。「ジャーニー + テント」=写真③=は、バスルームは共有だが、水洗トイレ、シャワー、温水が備わっている。

②アウトルック・シェルター(OUTLOOK SHELTER)Photo courtesy of Collective Retreats

どのタイプもアメニティ・グッズはホテル並みで、エアコンやWi-Fi完備。朝食は宿泊費に込みで、テントまでお届け。ランチとディナーは、「ファイヤー&ウォーター・アット・スリー・ピークス・ロッジ」=写真④=(別料金・要予約)でコースメニュー、テイスティング・メニューなどが楽しめるほか、ピクニック用のテイクアウト(ランチのみ)もオーダー可能。同レストランは、宿泊客以外も利用可能で、オープンテーブル(別記)で予約を受け付けている。

③ジャーニー+テント(JOURNEY+ TENT)Photo courtesy of Collective Retreats

さらに敷地内には、アルコールや軽食を提供する「サンセット・テラス」があり、10分程歩けばフェリー乗り場近くにあるオイスター・バー「アイランド・オイスター」、フード・ベンダーなども営業している。

料金は曜日・宿泊テント(大人2人)により異なるが、目安としては1泊およそ270ドルから(※7月5日調べ)。12歳以下は1泊100ドル追加、折りたたみベッドをリクエストすること。2歳以下無料。チェックイン午後3時、チェックアウト午前10時。宿泊客専用の無料水上タクシー(要予約)が午後4時から午後10時まで、マンハッタンのピア25から出港している。詳細・予約は、オフィシャルサイトから。

④ダイニング「ファイヤー&ウォーター・アット・スリー・ピークス・ロッジ」は宿泊客以外も利用可能だ(要予約)Photo courtesy of Collective Retreats

ガバナーズ・アイランドには、ジェイ砦とウィリアムズ城の旧軍事要塞が2つ、52軒の歴史的建造物が点在する。日中はウォーキングやレンタル自転車で島を散策し、ジップラインやカヤックなどのアクティビティを、夜はワインやカクテルと豪華な料理で、極上の「リトリート」を楽しもう。

Collective Governors Island
■場所:Governors Island
■料金:日程・サービス・宿泊施設により異なる
■無料水上タクシー(要予約):Tel: 929-207-0020
governorsislandconcierge@collectiveretreats.com
■詳細・予約サイト
www.collectiveretreats.com/retreat/collective-governors-island

★ガナバーズ・アイランド:www.govisland.com
★OpenTable:www.opentable.com


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