2022年7月8日号 Vol.425

ジャパン・ソサエティー新会長
メリット・ジェイノー氏就任

ジャパン・ソサエティー(JS)の新会長に、メリット・ジェイノー氏=写真=(コロンビア大学国際公共政策大学院名誉学長、国際経済法・国際問題実践学教授)が7月1日付で就任した。JS設立以来初の女性会長だ。5年間会長を務めたジョセフ・ペレラ氏は、6月30日付で会長を退任した。

東京育ちのジェイノー氏は、国際貿易・投資の専門家として国際的に知られている。ビジネス、学術、行政の分野で幅広い経験を持ち、日本やアジア太平洋地域との関わりも深い。

2005年JS理事に就任し、プログラム委員会委員長を経て、新会長就任前は指名・コーポレートガバナンス委員会の委員を務めていた。



ジョシュア・ウォーカーJS理事長は、新会長就任にあたり、次のように述べている。「ジェイノー氏のアジア太平洋地域への関わりは、本人の日米関係への深い理解を表しています。公共政策とビジネス両分野に精通した稀有な人物であり、JSのことをよく理解してくれています。今後、一緒に新たな道を歩むことを楽しみにしています」

6月21日に開催されたJS年次晩餐会は、正式な就任前とはいえ、ジェイノー氏にとって新会長としての初イベント、米シティグループのジェーン・フレイザー最高経営責任者との基調対話を行った。今年のジャパン・ソサエティー賞は、松井秀喜氏に贈られた。


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