2023年07月07日号 Vol.449 |
JS「Get to Know Japan」
松江市を特集
茶の湯ワークショップも
ジャパン・ソサエティー(JS)が7月17日(月)・18日(火)、松江市との共同特別企画「Get to Know Japan Series:~松江市~」を開催する。
「出雲国風土記」にも登場する名湯・玉造温泉、広大な日本庭園・由志園、神秘的な鏡の池がある八重垣神社、花と鳥の公園・松江フォーゲルパークと、様々な観光名所がある島根県松江市。宍道(しんじ)湖と中海という2つの湖に挟まれ、「水の都」としても知られる。宍道湖の夕日は、「日本の夕陽百選」の一つだ。この特別企画では、その松江市の知られざる魅力を紹介する。
▼17日:レクチャーとデモンストレーション「歴史ある城下町と茶の湯文化」
上定昭仁・松江市長が、松江の武家文化、豊かな自然・文化遺産、魅力的な地元食文化を紹介する。
松江市は、武家屋敷や茶室、松江城など、歴史に彩られた街。1611年完成の松江城は、創建当時の天守閣を今もなお残す、全国でも数少ない城のひとつで、国宝指定を受けている。レクチャーでは、松江歴史館で上映されている松江城と城下町の形成をはじめ、松江藩の歴史をたどるビデオも上映する。
レクチャーの後は、松江市の菓子職人による松江のお茶・和菓子文化を学ぶライブデモンストレーションを開催。レセプションでは、松江の美味しいお茶やお菓子、地酒などを試飲試食する。参加者には、松江市からギフトバッグのプレゼントも。
▼18日:ワークショップ「抹茶と和菓子:松江のお茶文化」
松江市は、抹茶と和菓子を中心とした茶の湯文化でも有名。京都・金沢と並ぶ日本三大菓子処だ。大名茶人だった松江藩松平家七代藩主・松平治郷 (不昧公)が、茶道「不昧流」を大成させたことで、茶の湯文化が浸透したと言われている。
この茶の湯文化は現代にも受け継がれ、松江市ではアフタヌーンティーや、自宅でのおもてなしに抹茶が欠かせない存在。このワークショップでは、松江の菓子職人の指導で抹茶を点て、松江の和菓子作りを学ぶ。参加者 には、ワークショップで使った茶碗と茶筅を持ち帰ってもらう。
詳細・予約はオフィシャルサイトで。
★レクチャーとデモンストレーション
「歴史ある城下町と茶の湯文化」
■7月17日(月)6:30pm
■一般$23、JS会員・シニア・学生$18
★ワークショップ
「抹茶と和菓子:松江のお茶文化」
■7月18日(火)6:30pm
■一般$85、JS会員・シニア・学生$68
■会場:ジャパン・ソサエティー
333 E. 47th St.
■ボックスオフィス:TEL: 212-715-1258
■www.japansociety.org
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