 2018年6月29日号 Vol.328 |
日本人作家７人展
脱ジャパニーズ・ポップ
日本の新世代
「Intensity of wants 4」
「脱ジャパニーズ・ポップ:日本の新世代」と題した、7人の日本人作家によるグループ展が、ローワーイーストサイドのアートスペース、ホワイトボックスで、7月16日(月)から24日(火)まで開催される。
参加アーティストは、橋本仁、中村綾花、岡田豊、佐藤誠高、アキ・サカモト、島田裕美子、若田勇輔。キュレーターは佐藤恭子。
東日本大震災で、多くの日本の若手アーティストは心に打撃を受けた。人間が作り上げた世界が、突然自然災害によって破壊されるのを目撃した。
それを乗り越え、今回参加する7人のアーティストは、日本文化が再び豊かになり、再構築するために、アーティストができることは何かを考えた。それを表現したのが、「脱ジャパニーズ・ポップ:日本の新生代」というテーマだ。
7人に共通する点は、素材そのものを活かしてシンプルに加工し、作品の手触りや曖昧さを残し、合理性を排除していること。そして、他国で発生した概念や技術を日本流に発展させ、世界でも普遍的な表現を獲得していること。
これらの特徴を共有し、7人はジャパニーズ・ポップアートのステレオタイプから脱出しようと試みている。
■7月16日（月）〜24日（火）日曜休
オープニングレセプション：
7月17日（火）6:00〜8:00pm
■会場：WhiteBox
329 Broome St #1
■TEL: 212-714-2347
■whiteboxnyc.org
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