2019年6月28日号 Vol.352

年次晩餐会ジャパンソサエティー
秋吉敏子氏、スキ・ポーツ氏にJS賞


(左から)トビー・マイヤソン氏、ロザリン・マイヤソン夫人、山野内ゆき子総領事・大使夫人、山野内総領事・大使、 エイミー・ペレラ会長夫人、ジョセフ・ペレラ会長、秋吉敏子氏、スキ・テラダ・ポーツ氏、中村恭士氏、櫻井信子夫人、 櫻井本篤理事長 (Japan Society © Daphne Youree)


ジャパン・ソサエティー(JS)は6月19日(水)、ヒルトン・ニューヨークで2019年度年次晩餐会を開催。ボードメンバーやゲストが多数出席し、盛大に行われた。
第1部では、まずトビー・マイヤソン氏(ロングサイト・ストラテジック・アドバイザー社会長兼CEO)とJS会長のジョセフ・ペレイラ氏が紹介され登壇。対談形式で日米間の経済などについて、意見交換を行った。
食後、櫻井本篤ジャパン・ソサエティー理事長の挨拶で第2部が開幕。日米間の相互理解の向上に寄与した日本人・米国人の功績を賞賛することを目的としている「ジャパン・ソサエティー賞」を発表。プレゼンターは日本国総領事館の山野内勘二総領事・大使が務めた。
一人目は半世紀以上に渡りジャズシーンで活躍を続けるピアニストの秋吉敏子氏が受賞。今年で御歳90歳とは思えぬ軽やかな演奏を披露。気鋭のベーシストの中村恭士氏と共演。最後は9・11の際に作曲し、いつもライブの最後を飾る曲「ホープ」を披露。拍手喝采を浴びた。
もう一人は、コミュニティー活動家のスキ・テラダ・ポーツ氏が受賞。エイズ・HIV患者を支援するプロジェクトの創設者で、米国日系市民団体、NY日系人会の要職に就き日系人の福祉向上に尽力。コロナパークの「桜まつり」の他、「七夕まつり」なども開催するなど、現在も精力的に活動を続けている。
今回は600人が参加。130万ドルの寄付金が集まった。


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