2019年6月28日号 Vol.352

神話ベースのダンスショー
「天照道成舞降」

舞台を企画・運営する「Hiroto's show」（代表：名取寛人）によるダンスショー「天照道成舞降（あまてらすのみちなるまいのくだり）」（AMATERASU / a Japanese Myth）が、6月27日（木）から29日（土）まで、シアター・フォー・ニューシティで上演される。全5公演。
同作は日本の神話をベースに、バレエ、格闘技、コンテンポラリー、社交ダンス、カンフーを融合し、舞台芸術に昇華。ジャンルを越えたパフォーマーが織りなすダンスショーだ。公演のなかで、伝統的な衣裳替えの技「ぶっ返り」で白衣裳から黒衣裳に一瞬で変わる場面や、1体の蛇から8体の蛇に分かれる場面、宙吊りなど、様々な趣向を凝らしている。
名取寛人は、ニューヨークで活動する男性だけのバレエ団「トロカデロ・デ・モンテカルロ・バレエ」に初の日本人ダンサーとして入団。退団後、日本へ帰国し、ダンサーとして活動する傍ら、舞台プロデュースから演出までを手掛ける「Hiroto's show」を旗揚げ。これまでに9公演、累計10000人以上を動員している。
2014年にはバレエスタジオ「N ballet arts」を設立し、後進を指導。
2018年、自身の半生を書いた著書「スカートはかなきゃダメですか？」の中で、元女性であることをカミングアウトした。

■6月27日（木）〜29日（土）
■会場：Theater For The New City
　155 1st Ave.(bet. 9th & 10th Sts.)
■$38
■theaterforthenewcity.net
■www.smarttix.com/Event/ama463

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