2021年6月25日号 Vol.400

JSオンライン・イベント
東京オリンピック特別企画
「PASSING THE TORCH~光をつなぐ」

長洲未来(Photo: Alamy Stock Photo)

この夏、開催予定の東京夏季五輪に向け、ジャパン・ソサエティー(JS)は4月以来、「Passing the Torch〜光をつなぐ」と題したイベントシリーズを展開している。

これまで柔道や子ども向け武術クラスのほか、スポーツ映画シリーズの上映などを行ってきた。これから夏に向けては、日米両国で人気のスポーツ、野球とフィギュアスケートを取り上げる。

過去・現在に活躍するアスリートを招き、東京五輪終了まで、数回にわたりインタラクティブ・オンラインイベントを開催する。



「インサイド・エッジ:日本とアメリカのスケートチャンピオン」
■6月29日(火)午後8時

五輪メダリスト・世界選手権メダリスト・1993年全米フィギュアスケート選手権優勝者のナンシー・ケリガン氏をモデレーターに迎え、日米のフィギュアスケート選手らとのディスカッションを開く。トピックは、トレーニングや心の準備、レジリエンス、絶大な人気を誇るゆえの壁の克服、そして引退後の人生についてなど。

パネリストに、長洲未来氏(2018年大会メダリスト、08年全米選手権優勝)、安藤美姫氏(07・11年世界選手権優勝、11年四大陸選手権優勝、全日本選手権優勝3回)、佐藤有香氏(五輪2回出場、94年世界選手権優勝、93・94年全日本選手権優勝)ほか。ライブイベント中、ファンは質問を投稿することができる。

北京オリンピックで、日本対オランダ(Photo Courtesy of Wikimedia Commons)

「レッツ・プレイ・ツー:日本とアメリカのベースボール」
■7月14日(水)午後8時

今年の東京五輪では、五輪競技として再登場する野球。このイベントでは、日米両国のチームに所属経験のある選手が経験した、それぞれの国の野球の違いを語り合う。この夏季五輪に向けた期待なども語る。

モデレーターには、近日公開予定の映画「Diamond Diplomacy」監督のユリコ・ガモウ・ロマー氏を迎える。この映画は、日米国際関係を野球への情熱という共通点から見つめた作品。

参加者は、一塁手ウォーレン・クロマティ氏(読売ジャイアンツ、モントリオール・エキスポズ)と、マット・マートン氏(シカゴ・カブス、オークランド・アスレチックス、コロラド・ロッキーズを経て、阪神タイガース)を予定している。そのほかの参加者は、近日発表予定(別記参照)。

このベースボールプログラムは、2022年開催のJS日本野球150年記念イベントに向け、継続して行う予定だ。

「PASSING THE TORCH~光をつなぐ」
シリーズのアップデート情報と参加登録:
www.japansociety.org/series/passing-the-torch
■参加無料(要登録)
登録の際、無料チケットまたは寄付チケット($5単位)を選択


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