2021年6月25日号 Vol.400

日本クラブ・ウェブギャラリー
日本の人形:昭和から平成そして令和へ

(写真左)フランス人形。身長55センチ、昭和20〜30年代、舞踏会風なドレス姿のフランス人形が人気を博した。(写真右)4代目リカちゃん(1987年〜)。身長22センチ。昭和から平成の玩具史に欠かせない人形。2017年に50周年を迎えた

日本クラブのウェブギャラリー企画展「日本の人形: 昭和から平成そして令和へ」が、6月17日(木)から始まり、7月28日(水)まで開催されている。

人形は、子どものおもちゃであると同時に、時代とともに変遷し、その国、地域の民族や風俗、歴史を伝える役目も果たしている。

もともとは宗教的儀式や祭礼などに用いられていた人形が、次第に遊び道具となり、子どもに与えられるようになったという経緯がある。子どもにとって人形遊びは、情緒や想像性、心身のすこやかな成長を育むといわれている。



この企画展では、昭和から平成、令和まで、子どもたちを中心に人気のあった人形を、時代ごとに展示し、その時代背景と共に鑑賞する。

1927年アメリカから日本に、親善のために贈られた「青い目の人形」(Friendship Dolls:友情人形)と、日本から贈られた答礼人形も紹介する。

会期中、ウェブギャラリーでクイズを行い、正解者の中から抽選で5人に「リカちゃん人形」が当たる。

■6月17日(木)〜 7月28日(水)
■日本クラブWEBギャラリー
 https://nippongallery.nipponclub.org
■問合せ:gallery@nipponclub.org(本多)


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