2022年6月24日号 Vol.424

木川貴幸リサイタル
フェルドマン最高傑作
「三和音の記憶」を披露

ニューヨーク在住のピアニスト木川貴幸=写真=が、6月24日(金)、マンハッタンの天理文化協会でリサイタルを行う。ニューヨークを拠点とする現代音楽・実験音楽演奏集団「either/or」が、特別に木川を招聘し、プロデュースするコンサートだ。



演目は、20世紀アメリカの作曲家モートン・フェルドマンが、ピアノのために書いた最高傑作「トライアディック・メモリーズ(Triadic Memories ・三和音の記憶)」。

フェルドマンは、抽象表現主義の美術に影響され、図形譜を発案し、偶然性や不確定性の音楽に大きな影響を与えた作曲家。この曲は、演奏時間が約90分に及ぶ静謐(せいひつ)な楽曲で、なかなかライブ演奏では聴くことができない。

バロックから現代・実験音楽まで様々なジャンルを弾きこなす木川の真骨頂が発揮される。

■6月24日(金)7:30pm
■会場:Tenri Cultural Institute
 43A W. 13th St.(bet. 5th & 6th Aves.)
■TEL: 212-645-2800
■一般$20、シニア/学生$10
■前売り発売のみ
https://bit.ly/3HyQz5c


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