2023年06月23日号 Vol.448
二人展「Beacon on the Bowery」
古谷亜月が出展
Azuki Furuya, Let me Swim in a Fishbowl, 2023
日本人アーティスト古谷亜月(ふるや・あずき)と、ボスニア生まれのイタリア人アーティスト、アデリサ・セリムバシックによる二人展「Beacon on the Bowery」が、6月21日(水)から7月7日(金)まで、市内ダウンタウンのフリッドマン・ギャラリーで開催される。
今年の春、二人は会場であるギャラリーで3ヵ月間のアーティストレジデンシーを行った。今回は、その間に制作した作品が展示される。
古谷は、多摩美術大学絵画学科卒業後、ニューヨークに留学。ブルックリンカレッジ大学院のファインアート学科を卒業。しばらくアメリカを拠点に活動した後2020年日本に帰国し、現在は東京を拠点に国内外で活動している。主に海外での個展、グループ展示、国際的アートフェアに参加している。千代紙などを重ね、表面を削り、色の層を見せたり、油彩を施したりと、複雑で色彩豊かな作風。
一方のセリムバシックは、ボスニアに生まれ、イタリアに移民。ベニスの美術大学を卒業している。女性の体をモチーフにした作品シリーズで知られる。
■6月21日(水)〜7月7日(金)
■会場:Fridman Gallery
169 Bowery
(bet. Kenmare & Broome Sts.)
■入場無料
■
www.fridmangallery.com
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