今回のテーマは「再生」。コロナ渦中、さまざまな理由で社会や人々の間で分断が起こった。社会問題となった「ASIAN HATE」や「BLACK LIVES MATTER」といった人種の分断、ウクライナとロシアの紛争にあった国同士の分断。そして家族、夫婦、友人間での分断。「その分断を乗り越え、再生していく大切さを伝える作品群を集めた」と主催団体・シカゴ日本映画コレクティブ実行委員会の共同創設者・坂本有紀氏(Coyote Sun Productions代表)と、河野洋(Mar Creation代表)は話す。
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劇場上映されるのは、オープニング(6月22日)の「断捨離パラダイス」(萱野孝幸監督)と、クロージング(7月1日)の「世界は僕らに気づかない」(飯塚花笑監督)の2作品。残り8作品はオンライン上映(別記)で、全米各地から視聴可能だ。