2018年6月15日号 Vol.327

福島県「復興と未来」テーマ
カンファレンスに知事登壇

剣道大会
福島から来米した内堀雅雄福島県知事


東日本大震災及び原子力災害発生から丸7年。復興へと着実に前進している福島県は5月30日(水)、ワールドトレードセンター展望デッキで、これまでのサポートへの感謝と、これからの新しい取り組みを、「復興と未来」と題したカンファレンスを開催。日本から福島県の内堀雅雄知事が来米、ニューヨークからは日本国総領事館の阿部康次首席領事らが出席。多くの参加者で賑わった。
第一部のカンファレンスでは、福島の魅力をPRするビデオを鑑賞した後、内堀知事自らがマイクを持ち、震災以前の水準以上に復活した農産業の裏で、現在も避難生活を続ける現状を報告。今後は「チャレンジ」をキーワードに、新しい福島の創造について語った。
第2部のレセプションでは、スペシャルゲストとして、9・11トリビュート・センターのメリアム・ロベル氏が参加。ニューヨークと福島の親交の元「未来へ向かって進んで行こう」と挨拶した。阿部首席領事の音頭で乾杯。日本で最も権威のある全国新酒鑑評会において5年連続日本一に輝いた「ふくしまの酒」をはじめ、福島牛や手打ち蕎麦など福島県の郷土料理を揃えた交流会を楽しんだ。


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