2018年6月15日号 Vol.327

移動する「#ミニピアノ」が登場!
「シング・フォー・ホープ・ピアノ」

ミニピアノ
#MINIPiano. Photo courtesy Mini USA

主催者
Sing for Hope Co-Founders Monica Yunus and Camille Zamora with Lee Nadler of MINI USA (Sing for Hope Piano created by Billy the Artist)


ニューヨーク市の非営利アート団体「シング・フォー・ホープ(Sing for Hope)」が主催するイベント「シング・フォー・ホープ・ピアノ」が、6月4日(月)に始まり24日(日)まで開催中だ。
ニューヨーク市5区の公園や路上、公共スペースに、ペイントしたピアノを設置。「全ての人々にアートを」をテーマに、気軽にアートと音楽を楽しんでもらおうというもの。NYCで行われる大規模なパブリック・アート・プロジェクトで、毎回、およそ200万人が参加すると推定されている。

今年のピアノは51台。設置場所はオフィシャルウェブサイトでも確認できるが、スマホ専用アプリ「SFH Pianos」が便利。スマホの位置情報をオンにすれば、地図上でピアノの設置場所を表示。加えて、ピアノ公開時間、ペイントしたアーティスト詳細、演奏スケジュールなども確認できる。また、ピアノを「予約」して演奏することも可能だ。
初の試みとして、自動車カンパニー「ミニUSA」が特別に改造した「#ミニピアノ(#MINIPiano)」=写真=が登場。同社では、地域社会に創造性をもたらそうと「#ドライビングホープ(#DrivingHope)」を展開。「シング・フォー・ホープ」の理念と共通することから、51台目の「移動するピアノ」が誕生した。「#ミニピアノ」の停車場所も、アプリ「SFH Pianos」で確認することができる。
同イベント終了後には、「#ミニピアノ」を除く50台が、市内のパブリックスクールへ寄贈。子どもたちの教育に役立てられる。

Sing for Hope Pianos
■6月24日(日)まで
■設置場所は下記ウェブサイトで
www.singforhope.org/pianos/2018-artists-map
★スマホ専用アプリ:SFH Pianos
 iPhone または Android 



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