2019年6月14日号 Vol.354

JAA奨学金・本庄奨学金、授与晩餐会
未来ある若者たちを祝福


授与者と受賞者で記念撮影


第49回日系人会(JAA)奨学金と第13回本庄奨学金の授与晩餐会が5月30日(木)、44丁目のハーバードクラブで開催された。会場には在ニューヨーク日本国総領事館から山野内勘二総領事・大使夫妻、キヨ・マツモト判事、受賞者とその家族、JAA会員ほか関係者133人が一堂に会した。
 授与晩餐会は奨学金制度委員でJAA副会長の佐藤貢二氏の司会で開始。スーザン・大沼JAA会長が「未来ある若者たちを祝福したい。これからも勉学に励んで欲しい」と祝辞を述べた。
今回は、JAA奨学金総額7万250 0ドルと航空券(AN A日本往復航空券、デルタ日本往復航空券)が、15人の学生へ、本庄国際奨学財団からは、4人の大学院生へ総額3万ドルが授与された。
受賞者を代表し、富川宗次博士賞受賞の我妻美杏さん、本庄奨学金受賞の安間裕璃恵さんの二人がスピーチ、「サポートしてくれた家族に感謝したい」と声を揃える。引きこもりを克服した安間さんは、「将来は心理カウンセラーとして、同じ悩みを持つ人たちの支えになりたい」と語った。
基調講演は、アジア系として初めてニューヨーク州裁判所判事になったデニー・チン氏が行った。携わった過去の事案などを自作のビデオを交えながらユーモアたっぷりに語り、大きな拍手を浴びた。
受賞者リストは別記。

第49回JAA奨学金受賞者
●富川宗次博士賞:我妻美杏
●JAA村瀬賞:今野浄
●デルタ航空賞:カレナ・キャサリーン・ウッズ
●難波達治賞:伊熊啓太朗・カイル
●ジョン&美代子・デイヴィー賞:端倉泰我、金澤宥輝、キーン・ペイトン・サチコ、立岩すみれ、上原綾夏
●MUFG賞:実川光
●トヨタ賞:チャン・澤田・カレン
●TV ジャパン賞:ティーセン・ミレイ・ニーナ
●西宮伸一大使賞:ホワイト・怜美
●全日空ジャパン・トラベル賞:島田和

第13回本庄奨学金受賞者
●安間裕璃恵
●オリバー・ヘンリー・ホワイト
●籾井徹
●キタダ・エリ


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