2019年6月14日号 Vol.354

気軽に楽しむアートと音楽
「シング・フォー・ホープ・ピアノ」

シング・フォー・ホープ・ピアノ
昨年、プレイビルがホストしたピアノ「ブロードウェイ・メロディ」はタイムズスクエアに設置された Photo Courtesy of Sing for Hope Piano


非営利アート団体「シング・フォー・ホープ(SF H)」が主催するイベント「シング・フォー・ホープ・ピアノ」が、6月3日(月)に始まり23日(日)まで開催されている。気軽にアートと音楽を楽しんでもらおうと、アーティストやデザイナーたちがペイントしたピアノを、ニューヨーク市5区の公園や路上、公共スペースに設置。NYCで行われる大規模なパブリック・アート・プロジェクトだ。

今年のピアノは50台で、誰でも気軽に演奏できる。
 ブロードウェイ観劇で配付されるプログラム「プレイビル」をコラージュしたピアノ「プライド・オブ・ブロードウェイ」(設置場所クリストファー・パーク)では、毎週木曜、ブロードウェイ・パフォーマーが演奏する。13日午後1時から「ビー・モア・チリー」、20日正午から「シェール・ショー」のメンバーによる演奏が予定されている。
 全ピアノの詳細と設置場所はオフィシャルウェブサイトでも確認できるが、スマホ専用アプリ「SFH Pianos」が便利。地図上で場所が表示され、ペイントしたアーティスト情報も案内されている。
イベント終了後、50台のピアノは市内の学校に設置、教育プログラムの一環として利用される。

Sing for Hope Pianos
■6月23日(日)まで
■設置場所は下記ウェブサイトで
www.singforhope.org/2019-sfh-pianos
★スマホ専用アプリ:SFH Pianos
 iPhone または Android



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