2019年6月14日号 Vol.354

ハポン・ハセクラ使節団
支倉常長ゆかりの地「コリア・デル・リオ」を訪問


レポートコンクールの入賞者と白田代表

ドラゴン・スプリング・フェニックス・ライズ
使節団に参加した子供たちとスタッフ


風の環少年少女合唱団(NPO 風の環メモリアルコンサート)のマイク白田代表は、音楽とスポーツでの交流を目的とした「ハポン・ハセクラ使節団」を結成。3月29日(金ん)から4月7日(日)までスペインのコリア・デル・リオを訪問。6月2日(日)には凱旋式を開催した。
コリア・デル・リオは、1614年に仙台藩主伊達正宗の家臣の支倉常長が率いる慶長遣欧使節が滞在したことで知られる街。現在はJapon(ハポン=スペイン語で日本の意味)姓を持つ人が600人程おり、使節団として来訪し現地に留まった者の子孫とする説がある。また白田代表の故郷の宮城県女川町は、支倉常長ゆかりの地でもあることから「ハポン・ハセクラ使節団」と命名。現地では女川町を本拠地とするサッカークラブ「コバルトーレ女川」のユースメンバーらと合流。現地チームとの交流試合、演奏会を通して親睦を深めた。
6月2日(日)には凱旋式を開催。全行程を記録した映像の上映のほか、レポートコンクールの発表会も行った。白田代表は、継続開催していきたい、と抱負を語った。


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