2023年06月09日号 Vol.447

「JAA奨学金」「本庄奨学金」授与晩餐会
「第一歩を踏み出す勇気を持ち、チャレンジを」

奨学金授与者、選考委員とともに記念撮影する受賞者たち

「第53回ニューヨーク日系人会(JAA)奨学金」と、「第17回本庄奨学金」の授与晩餐会が6月3日(金)、44丁目のハーバードクラブで開催された。

会場には在ニューヨーク日本国総領事館から森美樹夫総領事・大使を始め、受賞者とその家族、JAA会員ほか関係者160人以上が一堂に会した。

佐藤貢司JAA会長の挨拶で晩餐会がスタート。始めに奨学金選考委員の和田智徳氏、続いて在NY総領事館の森美樹夫総領事・大使が登壇。53年の長きに渡ってニューヨークの日系コミュニティに貢献してきたJAAの功績を讃えるとともに、未来を担う奨学金受賞者らに激励の言葉を贈った。



キーノートスピーカーは、アメリカ在住の実業家で、医療機器開発製造会社クオリティー・エレクトロダイナミクス(Quality Electrodynamics =QED)の創業者、社長兼最高経営責任者、在オハイオ州クリーブランド日本国名誉領事の藤田浩之氏が務めた。

スピーチで藤田氏は、「第一歩を踏み出す勇気をもって、チャレンジして欲しい。様々な立場で、物事を見る目を持って欲しい」と、受賞者へエールを贈った。

今回は、JAA奨学金総額6万 2000ドルと航空券(ANA日本往復航空券)が11人の学生へ、本庄国際奨学財団からは、5人の大学院生へ総額3万ドルが授与された。

JAA奨学金受賞者を代表し、村瀬ファミリー賞受賞のグレシャス・采紀・ジョセリンさん、本庄奨学金受賞のハルカ・コカゼさんの二人がスピーチ。家族からのサポートに感謝の意を表すとともに、「これからも努力を続けていきたい」と力強く語った。

第53回JAA奨学金受賞者 ※以下敬称略
●村瀬ファミリー賞($12,000/全日空日本行き往復航空券)
 グレシャス・采紀・ジョセリン
●MUFG賞($10,000)
 ローネン・モト・レミー
●エリ・カクタ賞($8,000)
 端蔵空我  
●富川宗次博士賞 ($7,500)
 大西・モモカ・紅伶亜
●米国オリエントコーポレーション賞($5,000)
 吉平・アスタ・記子
●一戸&堀重賞($5,000)
 チェン・マサコ・凛(一色凛) 
●松川とし子賞($5,000)
 キーン・カツ・クーパー
●TV ジャパン賞($3,000)
 片山恵造
●西宮伸一大使賞($3,000)
 安藤心春
●斉藤もと賞($2,500)
 ウェイ・スーザン・キンバリー
●全日空ジャパン・トラベル賞($1,000/全日空日本行き往復航空券)
 井澤・ルーク・幸平

第17回本庄奨学金受賞者
●ランディー・エルビエル・ガルシア・マルティネス($10,000)
●ハルカ・コカゼ($8,000)
●アンナ・ガシャ($6,000)
●ケンタロー・タマキ($3,000)
●キクコ・タナカ($3,000)


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