2023年06月09日号 Vol.447

NY育英学園アート作文コンクール
JAAで 表彰式開催

ニューヨーク育英学園(ニュージャージー州イングルウッドクリフス、岡本徹学園長)が5月28日(日)、第5回トリエンナーレ「自由の女神アート作文コンクール」表彰式を、ニューヨーク日系人会ギャラリーで開催した=写真=。延期開催となったこの表彰式は、オンラインでも世界中に配信された。

このコンクールは、学園創立30周年記念事業の一環として、2009年に第1回が開催された。日本語で学ぶ、または日本語を学ぶ全世界の幼稚園児から高校生までを対象に、豊かな情操を育むことを目的に、絵画と作文でその思いを表現してもらうコンクールだ。



5回目の今回は、2022年6月1日から世界中で公募した。テーマは、「いきる〜『今(いま)』やってみたいこと〜」。

前回同様、在ニューヨーク日本国総領事館、公益法人海外子女教育振興財団、NPO法人日本語検定委員会、平山郁夫シルクロード美術館の後援を受けて開催された。米国内だけでなく日本、ドイツ、サウジアラビア、スイス、中国など、様々な国から、絵画や作文が寄せられた。

厳正な審査の結果、グランプリ平山郁夫大賞(絵画1点)を含む、絵画受賞作品22点、作文受賞作品12点が選ばれた。 表彰式会場には、受賞者とその家族が集まり、受賞作品を家族で鑑賞し、受賞者同士お互い称えあう様子もあった。会場には来られなかったが、オンラインで参加した受賞者には、賞状や副賞などが画面越しに渡された。

全受賞作品は、日系人会ギャラリーで6月9日(金)まで一般公開されている。その後はニューヨーク育英学園ニュージャージー校内の育英ギャラリーに展示される予定だ。


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