2023年06月09日号 Vol.447

ゴジラシリーズ55周年記念
映画「怪獣総進撃」
11体の東宝怪獣が集結!

© TOHO CO., LTD.

ゴジラシリーズ第9作「怪獣総進撃」(1968年)が、6月16日(金)、ジャパン・ソサエティー(JS)で上映される。映画公開から55周年記念上映会&レセプションだ。上映は日本語、英語字幕。

この上映会は、JSと「エスケープ・フロム・トライベッカ」との共催。トライベッカ・フィルムフェスティバルの公式サイドイベントで、世界中のホラー、ファンタジー、アクション映画にフォーカスして紹介するもの。この日はレセプションの後に映画が上映される。

「怪獣総進撃」は、本多猪四郎監督(本編)、有川貞昌監督(特撮)。製作・配給は東宝で、1968年(昭和43年)8月1日封切り公開の日本映画。ゴジラをはじめとする11体の東宝怪獣を集結させた作品。



怪獣が暴れる舞台も、世界各地の都市へとスケールアップ。SFブームと宇宙開発ブームの最盛期に製作された作品で、「怪獣ランド」の設定も、後年のテーマパーク構想の先駆けとされている。

時代設定は20世紀末という、当時からすると未来設定。国連科学委員会は、硫黄島に宇宙港を建設する一方、世界の脅威だった怪獣たちを小笠原諸島の周辺にある海洋牧場(通称「怪獣ランド」)に集め、管理・研究していた。

しかし、怪獣ランドに突然謎の毒ガスが充満。怪獣たちが世界中の主要都市に出現して暴れ始める。原因を突き止めるべく、国連科学委員会は月開発基地の月ロケットムーンライトSY-3艇長・山辺克男に調査を依頼する。早速調査に向かった山辺たちは、怪獣ランドの職員が怪獣たちをリモコンで操っていることを知る。そしてその職員たちは、地球侵略計画を練るキラアク星人に操られていた…。

■6月16日(金)7:00pm
 ※上映前レセプション有り
■会場:Japan Society
 333 E. 47th St.
■チケット:一般$18、JS会員$14
https://japansociety.org


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