2020年6月5日号 Vol.375

野口英世93回忌
有志10数人が訪問し献花


参加者たち


世界的細菌学者・野口英世博士の功績を讃え、後世に伝えることを目的とするNPO「NY野口英世記念会」(会長:本間俊一)が、93回忌となる5月21日(木)、ブロンクスのウッドローン墓地を訪れた=写真=。

毎年、命日に行っている「記念墓前祭式典」だが、今年はコロナウイルスの影響で中止と発表されていた。しかしこの日は爽やかな五月晴れに恵まれたこともあり、有志10数人がそれぞれに墓参に訪れた。全員がマスクを着用し、ソーシャルディスタンシングを実践しながら、静かに花を捧げた。

この日墓地を訪れたのは、同会代表の本間医師、同会副代表の加納良雄夫妻、米国日本人医師会(JMSA) 会長の柳澤貴裕医師、NY福島県人会の藤田小夜子会長、ウッドローン墓地のジェームズ・ガーランド副会長、同メグ・ベントルード専務理事ほか。
また、福島県猪苗代の野口英世記念会から特別メッセージが送られたほか、メーン州在住邦人からも電話でのメッセージが届いた。

なお、第3回「ニューヨーク野口英世記念奨学金」の受賞者発表と授与式は、年内開催予定の第48回米国日本人医師会の年次晩餐会の席上で改めて行われる予定。


HOME