2019年5月31日号 Vol.350

俳句短歌を和傘や屏風に
「和ノ風芸術祭 in NY」

文芸京和傘
文芸京和傘


日本ギャラリーで6月7日(金)から11日(火)まで、「和ノ風芸術祭inニューヨーク」展が開かれる。主催は、日本のアーティストらの作品を紹介する青藍社(せいらんしゃ=東京)。
この展示では、日本各地で俳句短歌を愛好、研鑽する人の作品を、屏風や京和傘、着物掛軸にして紹介する。展示される屏風は、東京で唯一の屏風専門店・片岡屏風店で取り扱っているもの。京和傘は、江戸時代から続く老舗・日吉屋が制作したもの。着物掛軸は、青藍社制作。
屏風、京和傘、着物掛軸は、それぞれの伝統工芸職人が手作りで、俳句や短歌に合わせたデザインに仕上げた完全オリジナル作品。ニューヨークの地に「和ノ風」の吹く空間を作り出す。
また今回は、日本俳句界の巨星だった高浜虚子と、その曾孫・星野高士氏から寄せられた俳句と解説を特別展示する。虚子の句は、本展のために星野氏が数多くの作品から選んだもの。

■6月7日(金)~11日(火)日休館
■会場:日本ギャラリー(日本クラブ内)
 145 W. 57th St.
 TEL: 212-581-2223
 info@nipponclub.org 
■入場無料
www.nipponclub.org


HOME