2021年5月28日号 Vol.398

「トライベッカ映画祭」野外に超大型LEDスクリーン設置
クロージングはラジオシティ・ミュージックホールで収容率100％

Photo courtesy：/Tribeca Film Festival

「パンデミック明け」を象徴するイベントのひとつ、「トライベッカ映画祭」が6月9日（水）から20日（日）まで開催される。エンターテイメントの復活を支援するNY州のイニシアチブ「NYポップス・アップ」の一環で、ロックダウン以降、北米で観客を収容して行われる最初の映画祭だ。

20周年を迎える今年は野外会場に超大型LEDスクリーンを設置、世界23ヵ国から66本の映画を上映するほか、バーチャル・スクリーニング「トライベッカ・アット・ホーム」も行われる。野外会場には2人または4人用の「ポッド」が６フィートの間隔で用意。上映中はマスク着用を義務付けているが、ワクチン接種完了を証明する必要はない。無料上映を含むすべてのチケットはオンライン予約となり、会場では販売されない。




オープニング・ナイトは、2005年にブロードウェイで初演された同名ミュージカルを映画化した「イン・ザ・ハイツ（In the Heights）」（ジョン・M・チュウ監督）で、NY５区にまたがる8つの会場で無料上映される。クロージング・ナイトは「ラジオシティー・ミュージックホール」で、マスク着用義務無し・収容率100％で行われるが、ワクチン接種完了が参加条件となる。チケット料金や追加上映作品などの最新情報はオフィシャルサイトで確認を。

●6月9日（水）〜20日（日）
●会場：市内各所（野外）
●https://tribecafilm.com/festival

★クロージング・ナイト：6月19日（土）
●会場：Radio City Music Hall：1260 6th Ave.　
●チケット料金：TBA

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