2022年5月27日号 Vol.422

2400人以上が参加、沿道に2万人!
日米友好と世界平和願う
「ジャパンパレード」

オープンカーに乗るジョージ・タケイ氏

1872年に岩倉具視を特命全権大使とする使節団が米国を訪問してから今年で150年。節目の年に改めて日米友好のバトンを未来へ繋ぐ「ジャパン・パレード」(主催:ジャパンデー・インク)が5月14日(土)に開催。2400人以上が参加し、日本の伝統芸能、踊り、音楽など、多種多様なパフォーマンスを披露。沿道には2万人以上が詰めかける盛大なパレードとなった。



パレード開始前、セントラルパークウエスト70丁目と71丁目の間に設置されたステージで行われたオープニングセレモニーでは、ジャパンデーでお馴染みのサンドラ・エンドウがMCを担当。パレードのグランドマーシャルで俳優/人権運動家ジョージ・タケイ氏、在NY日本国領事館の森美樹夫総領事・大使、ジャパンデー・インク会長の上田淳氏らに加えて、NY市国際局長のエドワード・マーメルスタイン氏、ウクライナ関連団体、アジアン・アメリカン&パシフィックアイランダー(AAPI)関連団体の代表らが挨拶。開催に尽力した関係各社・各者への謝意を示すとともに、日米友好の継続と世界平和を共に願った。

「ジャパンパレード・アートコンテスト」の受賞者発表と表彰式が行われた後。午後1時にパレードがスタート。オープンカーに乗ったジョージ・タケイ氏がパレードの先陣を切り、森美樹夫総領事事・大使の車が続いた。

パレードを終えたタケイ氏、森総領事・大使は「日本は米国の友好国として力強いメッセージを発信出来たと思う」と声を揃えた。

また、69丁目で開催された「ジャパン・ストリートフェア」も大盛況。そば、唐揚げ、おにぎり、ラーメン、お好み焼きなどを販売し、日本の食文化をアピールした。

★パレードの様子はGoogle Photoで公開中 「ジャパンパレード」前夜祭
「ジャパニーズ・ヘリテージナイト」で
「日本ここにあり!」力強く存在アピール

「ジャパン・パレード」の前夜祭として開催されたニューヨーク・メッツ主催の親日イベント「ジャパニーズ・ヘリテージナイト」。試合開始直前のホームプレート・セレモニーでは、元メッツの新庄剛志氏、元メッツ監督のボビー・バレンタイン氏、元ヤンキースの松井秀喜氏などから寄せられたメッセージビデオが場内スクリーンで上映。

セレモニーには、在NY日本国総領事館の森美樹夫総領事・大使、佐藤貢司JAA会長、スキ・テラダ・ポーツJAA副会長、ジャパンデー・インク上田淳会長(三井住友信託銀行執行役員・米州地区支配人、NY支店長)、月野うさぎ(セーラームーン)、桂サンシャインが参加。森総領事・大使は野球伝来150年の節目の年に、日本文化をアピールできたことに感謝を表すとともに、「コロナの影響で経済は芳しくなく、日米間の観光客も減少していますが、今日はここで『日本ここにあり!』と高らかに宣言したい」と力強く語った。

(写真左から)在NY日本国総領事館の森美樹夫総領事・大使、佐藤貢司JAA会長、スキ・テラダ・ポーツJAA副会長、ジャパンデー・インク上田淳会長(三井住友信託銀行執行役員・米州地区支配人、NY支店長)、月野うさぎ(セーラームーン)、桂サンシャイン


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